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2008年11月21日(金) 09:00 JST

補完財をライバルに作らせるGoogle Androidの恐ろしさ

Symbian、LiMo、Android― オープンソースがモバイル再編を加速?

少し前にadamrockerさんのブログ記事「第4回Android勉強会に参加してきました」でASHさんの「グーグルが本当に怖い理由 〔補完財の戦略的価値)」が取り上げられていました。なるほど補完財は納得の戦略。その上、自分で作らなくて済めば最善です。

NokiaがSymbianを買収、Symbian OSをオープン化」では、「独自のLinuxベースAndroidプラットフォームの遅れに直面しているGoogleは、Nokiaのニュースに対してこれ以上ない見事な反応を見せた。Googleのグローバルコミュニケーション担当マネジャー、シーン・カールソン氏は代理人を通じ、「オープン性はイノベーションを促進し、消費者に利益をもたらします。モバイル業界のほかの大手企業がこの方向へ進むのは非常に喜ばしいことです」と語った。」と、皮肉交じり?に報じられていますが、あながち嘘(負け惜しみの意)ではない気がします。

グーグル幹部が語るiPhoneとAndroid、ヤフーとの関係」の中で、Andy Rubin氏がAndroidはいつ普及するかという問いに対して、「(グーグルのCEO)エリック・シュミットから、『お前の仕事はやりづらいだろうな。Androidは存在するが、まだ出荷されていないのだから』と言われている(笑)」と明かした、というのも何だか意味深に聞こえてきます。現時点でAndroid端末が存在しないことはもちろん不利ですが、見えざる敵はかえって怖いもの。それ相当の本気度がApple,LiMo,Symbianの背中を押し、スケジュールの遅れが反ってプレッシャーを与え、周りに決断を促している…ようにも映ります。Android端末が早く世に出てほしいと願う一人ですが、結果的にAndroidを捨石とするプラン(オプションの意)が最初から組み込まれていたとしても驚くには当たらないのかも。

NTTドコモが端末開発方針を大転換

オープン戦略により土管化するのを恐れている日本のキャリアですが、プラットホームに固有サービスをアプリとして載せるという折衷案でAndroidの開発に踏み切る可能性を示唆しているように思えます。何も事業者はdocomoだけとは限りませんが。(しかし忘れるなかれ。docomoもOHAのメンバーです。)無理して囲い込んだぬるいサービスがそう長続きするとも思えませんが、そこは秘するが花かもしれません。

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